釣行記 ‘21/2/21
M川、14:15-16:15。
快晴、無風。暖かい午後。
先週の雨、雪の影響で増水、強い水流で川がキレイに洗われてました。
まずはゴミ拾いから。
小さなビニール袋でコツコツと回収します。増水後なので沢山ゴミがあるかなぁと考えていましたが、ゴミは少ない。理由は後で分かりましたが、年配の男性がおひとりで河川敷のゴミ拾いをされてました。
お声掛けはしませんでしたが、ありがとうございます。
釣りの方はあまり期待してなかったので、ゆるーく開始。クイルボディパラシュートの#16(マルトc46FW)で魚の反応を見ながらサクサク下流側の本命ポイントに向かいます。
水と川底がキレイでとても気持ち良い。
こんな場所では不発。一度バイトがありましたが後が続かない。けど、この場所は音が心地良いのです。マンメイドですが…。
さて本命のポイントに着いたのですが先程まで川鵜が一羽いたのが不安材料です。少し時間が必要かも知れません。フライをクイルボディパラシュートの#18(マルトc46FW)にサイズダウンし、フライラインとリーダーにミューシリンと施します。周辺のビニールゴミを拾って時間稼ぎをし、いよいよキャスト。
一投目からバイトがありますが、ちびっ子オイカワです。合わせません。
何度も何度もキャストを繰り返しますが、バイトはあるのですが明らかにちびっ子オイカワ。
少し思案して、今まで避けていた流れの強い奥の方にフライを投じました。時期的には夏場に狙いたいポイントです。期待はしてなかったのですがバイトがあり、反射的に合わせると良い手応え……バラしました。残念。
少し時間をあけて流れの強い方にもう一度フライを届けると魚体がキラッと光り、僕のドライフライに飛びついてきました。
サイズよりもキャッチできた事、速い流れの中にもオイカワがいる事が分かりとても貴重な一尾となりました。
フライにミューシリンを塗布して次のオイカワを狙います。
狙い通りでした。
そして少し上流でも小さなオイカワをキャッチ。
まずまずです。エントリーした場所に戻りながらフライを投じていきます。
ところが最後に狙いたかった場所に、お若いお母さんと3,4歳くらいの男の子、ベビーカーには2歳くらいの男の子がいたのですがお母さんが抱っこして川縁までやってきました。う〜ん、これはタイミングが悪かったかな〜。コロナ禍であってもなくても、小さなお子さんやそのお母さんは優先せねばなりません。
今、僕がいる場所は親子からかなり離れているのですが、流れが速くさらさら釣れる気がしない場所。
でも少し様子見がてらここでキャストを繰り返し時間を潰そうと考えてお気楽にフライを投じます。
ところが着水同時にフライが水中に消えました。やる気のなかった僕は合わせが間に合わなかったのです。悔しい。こんな流れの強い場所にオイカワがいるなんて…。
そうこうしていると3,4歳の男の子がこっちへ近づいて来ました。まだ、距離はあるのでキャスティングは出来ます。慎重にキャストを決めると、またバイト。良型のオイカワが釣れました。男の子が「お魚、おさかな」と言いながら近づいてきたので、釣れたオイカワを見せてあげ、川へ返しました。
男の子とバイバイしお母さんに挨拶をして帰路に着いたのですが、あの親子のおかげで、この時期の流れの速い場所でもオイカワがドライフライに反応する事が分かりました。感謝です。
さて、ゴミ拾って、オイカワも釣れたので気分良く帰れます。今日は4尾。水筒持参、寄り道無し。