Oikawa Fly Fishing

小さくて美しい、偉大な魚をドライフライで狙います。 たまにTop water bass fishingも。

釣行記 ‘21/6/21

M川、6:00〜8:00、晴れ、下流エリア。

フライはクイルボディパラシュート#16(マルトc46FW)グースバイオットの赤色ボディ。

砂底と砂利底の境界ポイントで久しぶりの良型。f:id:yukkylucky13:20210622130126j:image

この後、少し粘りましたが銀色の小さなオイカワを数尾キャッチして終了しました。

 

日曜日にこんな事がありました。

先週の金曜日深夜から土曜日にかけての降雨でM川は増水中。あまり期待せず一応の道具を持って日曜日の午前中に川の様子を見に行ったのですが、なんと大減水!中洲をうまく利用すれば良さそうなポイントに行けるのだけど、これは川の様子が明らかにおかしい。

高い位置から川を少し観察しているとオイカワのグループがいくつかあり、どれもが一目散に上流へと急いでいるのが目視できました。久しぶりに良型のオイカワを群れで見る事ができたのですが、そのオイカワの様子から、たった今、急な減水が発生した事が理解できました。川の岸際も砂は濡れていて、水の流れた痕跡にはエッジがある。

過去の釣行で一度だけ経験があるのですが、M川の上流にいくつかある水門のどれかが閉められたのでしょう。そして、1時間もすればすぐに開門されるのです。

こんな時、中洲なんかに行ってはいけません。あっという間に取り残され急流の中を恐怖と共に逃げる事になるでしょう。

 

そして珍しく今朝は釣り竿を持った年配の方がおひとり。

「こんにちは、餌釣りですか?」

「えぇ、孫が一度連れて来いと言うので試しに来たのです。毛鉤なんですが、釣れますかねぇ?」

「オイカワでしたらすぐに釣れると思いますよ〜、ただ水位がおかしくて、この後一気に増水するような気がします。濁った水とゴミが流れてきて釣りにならないかも。」

「私はさっき上流も見てきたけど、そんな事無いと思うけどなぁ。」

「そうですか。では、お気をつけて〜」

こんな会話をして僕は増水してもすぐに逃げる事ができる下流へ。ご年配の毛鉤師は階段状の場所に陣取っているので、増水しても秒で逃げる事ができるでしょう。

そして30分後、葉っぱやゴミが流れてきたので釣りは終了。

道具を片付けていると、あっという間に濁流に変わり、音や匂いもさっきまでとは違う。

毛鉤の方は僕より早く川縁から離れていらしたので無事でした。

小さな河川ですが、この時期は注意しないといけません。