Oikawa Fly Fishing

小さくて美しい、偉大な魚をドライフライで狙います。 たまにTop water bass fishingも。

釣行記 ‘21/2/21

M川、14:15-16:15。

快晴、無風。暖かい午後。

先週の雨、雪の影響で増水、強い水流で川がキレイに洗われてました。

まずはゴミ拾いから。

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小さなビニール袋でコツコツと回収します。増水後なので沢山ゴミがあるかなぁと考えていましたが、ゴミは少ない。理由は後で分かりましたが、年配の男性がおひとりで河川敷のゴミ拾いをされてました。

お声掛けはしませんでしたが、ありがとうございます。

釣りの方はあまり期待してなかったので、ゆるーく開始。クイルボディパラシュートの#16(マルトc46FW)で魚の反応を見ながらサクサク下流側の本命ポイントに向かいます。

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雑記 8 【そこまで言うか⁉︎】

私の主観です。

【そこまで言うか⁉︎】

「そこまで言うか⁉︎」

以前、友人と釣りの話をしていた時に意見の相違が鮮明になった事がありました。2人とも経験のない釣りに関しての意見交換中の事でしたが、僕が引き下がらない事に対して友人が言った一言です。

その釣りと言うのはチヌ釣りなんですが、僕はこの釣りに関して総じて繊細であり道具立てに拘る理由はその戦略にあって、能動的だけど静かにその時を待つ釣りだと主張しました。

対して友人はルアーで、しかもトップウォーターでも大物がバンバン釣れるターゲットであり釣り方に拘らなくても釣れたらなんでもいいと言うのです。

さらに、釣り番組などで筏の上の竿捌きを見ているとターゲットに対してタックルがミスマッチであり、もっと強いロッドやラインを使うべきだと言うのです。

穂先の繊細なロッドや細いラインには拘りの理由があるのだと僕は知りもしないで訴えたのですが、その時は友人に論破されそうだったので

「目的やコダワリなく、ただ魚が釣れて喜ぶだけの人は別に趣味が魚釣りじゃなくても良いんじゃないの?」

と言ったのです。もちろん僕の本意では無いのですが、これに友人は呆れてしまったわけです。

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雑記 7 【釣り番組】

私の主観です。

【釣り番組】

現在、感染症の拡大を阻止しながらも経済活動を行う為に世界中が戦っています。この記事を振り返り見る頃には平穏な日々でありますように。

さて、不要不急の外出を控えている多くの人の為に様々なエンターテインメント企業や個人、アスリートの方々などが、得意な媒体を通して僕らの日常に素敵な、または有用な動画等を無料、有料で提供してくれています。

お子様の教育関連の物や、不要な外出を抑制する為の魅力的な動画。大人にも健康維持の為のストレッチや料理、趣味、資格取得、家事の手助け等など。

元々有料のコンテンツ等を無料で公開されている番組もあるようです。ありがたい事です。

さて僕も最近、専門チャンネルなども含めて釣り番組を視聴する機会がありましたので少し感想などを。

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memories 11 【奇跡の確率】

私の体験を綴ります。30年以上、もっと前の話。こちらは1999年〜2004年頃に私が運営していましたホームページからの転載です。当時【episode】として掲載してましたが【memories】の方がしっくりくるかと。

【奇跡の確率】

「でかいの⁉︎」

対岸にいたNさんが、気付いてこっちまで走って来てくれた。今、僕がファイトしているバスは大きく強い。

その日はNさんと初めてのフィールドでバスフィッシング。何故だか覚えてないけど電車で現地に向かっていた。

車窓に映る緑の山々、空を見るとハンググライダーが沢山。田園風景を眺めながら期待値がどんどん上がっていく。

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釣行記 ‘20/12/13

S川、10:00〜11:30。

水筒持参で寄り道無し。

川に到着し車から降りた時に、躊躇した。

“釣れないと思う。”

具体的な理由は3点。

寒い、風強い、曇ってる。

そして、釣り人としての経験からくる嫌な予感がプラスされる。

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memories 18 【Big Lush】

私の体験を綴ります。30年以上、もっと前の話。こちらは1999年〜2004年頃に私が運営していましたホームページからの転載です。当時【episode】として掲載してましたが【memories】の方がしっくりくるかと。

 

【Big Lush

 

西の湖に到着した3人。

大きいボートを借りて3人で乗り込んだ。

 

僕より背の低い社会人のAさんの釣りはどんなルアーでも使うオールラウンド。ルアーのメーカーなどにコダワリは無い。

 

無口のBさんは、バス釣り初心者。Aさんの指示通りに釣りをする。

 

二人とも自動車で峠道なんかを走るのが趣味で、ここに来るまでにAさんの車に同乗させて貰った僕は、人生で初めて“走り屋”の助手席に座り、何度も死を予感した。

 

彼等は車を完璧にコントロール下に置いていると言っていたが、僕にはそんな風に思えなかった。

 

「大丈夫、だいじょうぶ。今、蓋の無い側溝だけどタイヤ半分乗ってるから!」

 

そんなギリギリのところ、走る?

何が楽しいのか、さっぱり分からない。

 

ま、無事?に到着しルアーをキャストしているのだから良いのだけど、釣れるのは彼等ばかりで僕は一日中釣れてない。ボートの上でのペースも彼等のもので僕は外様。

なんといっても、彼等は何にも無い沖合いにボートをステイさせ闇雲にワームの類いを投げ、それでも釣れるのだから。

 

トップウォータープラッガーの僕は、岸沿いの葦原や構造物等のややこしいポイントが好きで、キャスティングのテクニックを駆使し次々に打って行きたいのだが、どうやら叶いそうにない。

ピーカンの空、目標物なし、ポイント移動なし。気持ちも入らないし、こんな時にもし釣れてもきっと嬉しくないだろう。釣れないけど。

 

ボートの返却時間となり岸に上がった3人は、その後、歩いて釣りの出来る場所を探しながら流入河川側へ移動。

 

何ヵ所かキャスト可能な場所があったが、当然、先行者がいる。それでも探し歩いているとなんとかなりそうな場所がいくつか見つかり、ここから3人で散り散りになり、暗くなるまでの1〜2時間の釣りとなった。

 

僕は一日中釣れていない。釣れないのはいつもの事だからまだ良いけど、様々な目標物に対して、僕の理解としての意味のあるキャスティングが出来ておらず欲求不満。

今いる岸辺のこの場所からも、狙える目標物は沖目の小さな葦の群落だけ。

 

1投目は集中出来る。

2投目も。3投目も…。

 

一日中釣り人が入れ替わり立ち替わりしていたであろうポイントで粘っても、5投もすればポイントを移動したいところ。だけど次に釣りができる場所がないのて、仕方なくここに留まって釣りを続ける。

 

まったく…

 

 

Big Lushを結ぶ。

 

ボートでの釣りで溜まったキャスティングの不満は目標物があるから我慢できる。残るストレスはプラグを操る事で解消しようと考えた。

 

ひたすら同じ場所、沖の葦の島にプラグを届け、着水後はしばらくポーズをとり、ワンアクション目が綺麗にスライドする事だけに集中する。 僕のトップウォーターゲームでは “着水 → ポーズ → ワンアクション目のバイト” これが、至高であり目指している。 ポーズが長くなるとラインが沈んで意外と難しいが、失敗や成功のメカニズムは理解している。

 

このプラグはとても良く出来ている。きちんと準備すれば気持ちの良いロングスライドが決まる。

少し、気持ちが楽になった。

 

太陽が山の向こうに消えてから、どれくらいの時間が過ぎただろう。何十回投げたか分からない沖の葦島。相変わらず同じ場所に着水したBig Lush

 

ポーズの後の最初のアクションに

 

「ドーン!」

 

低い音に重量感のある引き。

45cmくらいだけど、体高のあるプロポーションをキャッチ。

 

僕がクサラズ黙々とキャストを繰り返していた事へのご褒美か、それともBig Lushの魔力か。

 

釣り方、狙い方に満足はしてないけど、とても印象に残るシーン。

 

Aさんがやってきて写真を撮ってくれた。遠慮したかったけどせっかくの申し出だし、僕ひとりで憮然としてたらお二人に悪い。

聞くと彼等も50cmを超えるバスをそれぞれキャッチしたらしい。魔力は他のルアーにもあったようだが、僕のBig Lushに対す信頼は更に増した。

 

帰り道の峠越えも、彼等は楽しそうだ。

僕は助手席の窓に自分の顔を見ながら、さっきのバイトシーンを思い出す。

文中. :Big Lush → 製品名 : BIG LUSH

©︎ 1999. yukkylucky13

釣行記 ‘20/12/6

S川、11:00〜13:00

晴れ、昨日より暖かく感じる。

フライはクイルボディパラシュート。

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型崩れ防止、浮力維持向上を狙って、ポストの先端部をスレッドで縛ってみました。気持ちの問題です。

#18(マルトc46FW)

で、どうか。

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