Oikawa Fly Fishing

小さくて美しい、偉大な魚をドライフライで狙います。 たまにTop water bass fishingも。

雑記 3【天気予報】

私の主観です。

【天気予報】

 備えあれば憂いなし。

一般に、釣行前の気になる情報の一番手は、天気予報。次に釣果情報でしょうか?釣具店のセール情報なんてのも。潮位も必要ですね、予報じゃないのもあるけど。

 

で、【天気予報】ですがテレビ、ラジオ、ネット、歴史のある新聞紙面など。様々な媒体で天気予報を見る事が出来ます。

近頃は、テレビでも、電車の中でも、自動車を運転していても、見る事が出来るどころか【天気予報】の方から見てくれと近寄って来ます。

 

その中でもインターネット上の【天気予報】は、いつでも最新の情報が確認できてとても便利です。

加えて、1時間毎の気温や風速、雨量、天候などの予報があったりします。

時間毎の【天気予報】を見て、変わりゆく天候に備えれば、より充実した時間が過ごせるでしょう。

具体的に降雨、降雪、気温や気温の変化、風などに備えて必要な準備を行えば、身体に及ぼす危険度を減らすことが出来ます。

 

その準備に関しては、どのような物をどの程度必要と考えるかは人それぞれに考え方があるようです。

私の場合、天候に関する備えは必要最低限で準備をしています。平野部でお気軽に釣りを楽しんでますから。

実際の釣りに携帯するのはレインコートにタオル。各種ジップロックの類い。寒さが増すのであれば防寒着程度。着替えは車の中においてあります。

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心配性な方はもっと沢山の準備をされるでしょうし、フィールドによってはもっと重装備になる事もあるでしょう。食料や燃料などが必要な場合もあるかも知れません。

それで良いんだと思います。備えについては。

 

 

でも僕の魚釣りに、今時の【天気予報】は少し過ぎるかなと感じるんです。

情報が多く、しかも精度が高い為、自分で考える余地が少ない。

これが釣りの楽しみの一部を削いでると思うのです。

フィールドで空を見上げたり、昆虫や鳥などの動きを観察したり、風を感じる事で天気の変化を予想し、備えて釣る。これは釣りのスキルのひとつであると思うのです。

 

テレビの【天気予報】がまだザックリしていた時代。

「明日の天気は晴れのち曇りでしょう、所によってはにわか雨が…」くらいの情報しかなかった頃。

昔のテレビの【天気予報】では、等圧線の間隔や気圧配置を見て自分なりに風の強さや向きを予想してました。これも魚釣りをする上で、ひとつのスキルだと思ってます。

自己予測が当たれば必ず魚が釣れる訳ではないけど、確率は上がります。自己予測で風速を考えダム湖にするのか、風の影響の少ない山の中の野池にするのかを決めてたりもしていました。

大雨の予報でも、疑問に思う時は釣りにでかけた事もあります。

夕方に雨が止むのか、更に雨量が増えるのか?

雷は大丈夫か?

風は止むのか?強くなるのか?

自己予測、当たらずと雖も遠からず。

 

 

そして今日では、これらのスキルがテクノロジーに喰われてしまってるのです。

 

 

競技会やトーナメントを戦う釣り人は、こういうスキルが高いのか、それともテクノロジーを駆使しているのか分かりませんが、僕は出来るだけ自分で感じ、判断して良い結果を得たいのです。

 

僕の場合、釣果情報も同じ事が言えます。

人から「あのポイントが良いよ、先週良いのが釣れたから。」

なんて言われたらそこに投げる気がしません。

違う所で良いのを釣ってみせます。

自分で勝ち得たいのです。

 

脱線しました。

 

魚釣りのスキルとしての天気の自己予測は、必須ではなくなりました。テクノロジーがカバーしてくれます。

そのうちピッグデータを駆使して、AIがこうメッセージを端末に送ってきます。

 

 

『本日ハ23:00マデ晴レ。水温18℃ 、西風1m 。

18:00〜18:30ニ左カラ3本目ノ立木ノ左側ヲ、クランクベイト(チャート系)デ水深1mヲ通セバ、80%ノ確率デ体長45cm以上ノバスガ釣レマス。

 

警告、リールノドラグ設定ガ緩スギマス。アト20%強ク締メテ下サイ。』

 

 

そんな釣り、愉しいかな?

 

 

【天気予報】は安全な釣りの為に、とても重要な情報です。ライフジャケットくらいに。

 

自分のスタイルに合わせて、上手く利用していきましょう。

せっかくの休日を天気予報に振り回される場合もあります。雨の予報で自宅で悶々としていたら実は、降らなかったりとか。

 

でも、迷ったら危険の少ない方を選んで下さい。

今時の天気予報は本当によく当たります。