釣行記’20/4/4(ロッドで合わせる)
M川。
自家用車で水筒持参、帰宅まで誰とも接触の無いプラン。7:30〜9:30。
堰堤の下、最下流部ともにほぼノーバイトで2時間を過ごしてしまい、3尾キャッチしたのみで、意気消沈。
最後の30分は、普段行かない場所へ。
橋の下エリア。
この橋では平日の朝には警察官の方が交通取締りをされているのをよく見かける。20年以上も前から。
クイルボディパラシュートで、パリッとし使えそうな物がひとつも無い事に気付いたのはロッドを繋ぎ、リールを取り付けてガイドにラインを通したあと。
いつも20個ほどを持ち込んでいるのですが、くたびれた毛針しか入っていません。
その中でも使えそうなフライ、ハックルがブラックでシナモンのポスト、ターキーバイオットの色はミディアムダンを結びます。
川は、先日のまとまった雨での増水から通常水位に戻る過程にあります。
砂地メインの下流域では、水位と共に川のレイアウトは刻々と変化します。 増水から水位が下がってくるような時には本流に対してサイドからいく筋もの流れ込みが形成され、その合流地点で魚が流下物を待ち伏せている事があります。
梅雨の時期にグッドプロポーションを狙うには最高の場所ですが、まだ4月。でも釣り人は好ポイントを前に狙わずにはいられません。
フライを小さな流れ込みのラインに乗せて、出来るだけナチュラルに流します。本流との合流地点でのバイトを狙います。 フライラインが本流筋の流れや反転流に翻弄されますがフライが引っ張られないようにコントロールします。
フライの下に魚のシルエットが見えた次の瞬間、バイト!
合わせが効きません。
左手でラインを引っ張る今の僕の合わせ方では、フライラインに遊びが多くなってしまうこの場所ではテンションがかけにくいのです。
次のバイトにどう対応するか、フライにフロート処置を施しながら戦術を立てます。
フライラインの遊びを出来るだけ少なくして、かつフライが引っ張られないように流す。しかも刹那の合わせを決める為に…。
久しぶりにロッド側で合わせます。
キラッ!
決まりました。本流筋に逃げるオイカワ。
色付いたグッドサイズ。
この後も、ゲーム性の高いこのポイントで数尾のグッドサイズをキャッチしました。
ここで自分が決めていた終了予定時刻に。
本日は10尾。