タイイング 4/5
クイルボディパラシュートが一番手。
バーブレスにするの忘れてました。
昨年の秋頃から、タイイングをサボり気味です。
マテリアルはある。道具もある。フライはロストしている。でも、机に向かう気がしない。何故だか理由は薄々と…。
オイカワは、不細工なフライであろうが破天荒?なシルエットのフライであろうが、壊れかけのフライであろうが、取り敢えず僕のフライにバイトしてくれるのです。
だからのんびり構えてしまうのです。
僕はマス類のフライフィッシングをした事がありません。
しかしながらマス類のフライフィッシングをTV番組や皆様のブログなどで拝見させて頂いてますと、マス類のドライフライフィッシングはオイカワのそれとは全くの別物であり、ゲームはとてもセンシティブであると感じます。(この辺りは想像の域ですが)
釣りにおける様々な要素であるフィールドの選択やアプローチの方法、タックルの選択、キャスティング方法などもオイカワのそれと比較して、釣果や達成感に大きく影響するのだと思います。
そして『フライの選択』は最も重要なファクターのひとつでしょう。魚に合わせてフライのパターンやサイズ、カラーを選ぶ事で結果が大きく変わるようです。ですから、せっかくのフィールドでチャンスを逸しない為にも様々なフライパターンを準備する事が重要なのではないでしょうか。
さて、オイカワですがドライフライのパターンやカラーの違いで釣果に大きな差が出る事なんて、あまり感じません。
ただ、流速や照度、風速を考えてフライを選択する事はあります。ちびっ子オイカワを釣らないようにフックサイズを大きくする事もあります。
「このフライでないとオイカワがバイトしない」そんな事はないのです。彼等は釣り人からするととても寛容。
だから、僕は慌てて沢山のパターンのフライを準備する必要がないのです。
では、何故タイイングするのか?
くたびれたドライフライでも、スレッドが解けたフライでも沈みがちなフライでも、毛糸だけで巻いたフライでもオイカワは釣れます。
では、何故?
それは達成感を得たいからだと思います。
くたびれたフライより、新品のパリッとしたフライ。
フライフィッシングの歴史や作法はよく分かりませんがフライのアピアランスに注意して正す事で自分の気持ちも整えます。
そして、わざと時間や手間をかける事で、釣りが『作業』にならないようにします。出来れば全ての魚で達成感を味わい、釣れない事では挫折したいのです。
先程、クイルボディパラシュートを3個巻きました。
これからまた、3個ほど巻こうと思います。
クイルボディパラシュートばかり。
そういえば、バスのトップウォーターでもここ数年は同じプラグばかり投げてます。
達成感を得るには、僕に合っているのでしょう。