Oikawa Fly Fishing

小さくて美しい、偉大な魚をドライフライで狙います。 たまにTop water bass fishingも。

釣行記 ‘21/7/31

M川、5:45〜7:45、晴れ。

到着時の川は増水、濁り有り。どうやら前夜に上流の堰から放水があったようです。川は定位に向け刻々と変化しています。f:id:yukkylucky13:20210731132837j:imageピンクの線を境界に砂利の色が違うのですが分かりますでしょうか?川の方が濡れていて黒っぽく見えます。ここまで増水していたという事ですね。

下流エリアは全く反応がありませんでしたので、橋の下エリアに向かいました。エントリーする時に左足が長靴の喫水ギリギリだったのですが、エイッ!と強行したら浸水しちゃいました。次は気を付けたいと思います。

クイルボディパラシュート#18(TMC 100)で、少しレイアウトの変化したいつものポイントを攻めます。特に流れの速い場所は避けて、浅くて緩い流れ、僕の位置から5〜8mくらいのショートレンジゲームです。

ちびっ子オイカワからの反応はあるのですが、厳しい時間が過ぎます。上下に30m程を行ったり来たりしながら、オイカワからの反応を待ちます。このポイントに来てから30分、少し様子の違うバイトがあったのを見逃しません。

乗らなかったバイトには沢山のヒントがあります。大きいオイカワの小さなバイト、小さなオイカワの派手なバイトは簡単に見分けが付きますが注意して見ていればそれ以上に情報が得られます。そして得られた情報から戦略を立てて実践し、結果を出す。f:id:yukkylucky13:20210731132050j:image

まさにゲームフィッシングの愉しみ方ですね。オイカワのような魚であっても愉しみ方は工夫次第です。f:id:yukkylucky13:20210731131739j:image僕のペースになってきました。さっきまで何回もフライを流していたレーンでも重たい手応えのオイカワをあと少しのところでバラしてしまいました。これはいけません。すぐにティペットとフライの結束部分を確認します。小さな問題をいくつか解決してキャストを繰り返し大きな夏色をキャッチしたのですが、撮影中にポロリ。愉しいタノシイ。

川の回復と共に、粘りと観察力で釣果を得た僕らしい朝といったところでしょうか。